vi のコマンドモードが Emacs 風、はかなりちがう気がする
vi のコマンドモード、というよりは ex、ed、ひいては Multics に Thompson が移植した QED、そのまえには CTSS 版、SDS 940 版、があって、ここからコマンド体系がやってきている。Emacs は DEC PDP 系にある TECO から来てて、そのマクロセットなので、というところで
insert の i、append の a、delete の d、yank の y、paste の p、と ed のコマンドが普通にコマンド(キーバインドとしての合理性から来るものではなく、元々 visual editor でなくコマンド操作の line editor なため)なのだけど、Emacs のキーバインドも無連想式ではなく連想式(なんらかの操作の内容の単語から連想されるキーをキーバインドにしている)になっている、というところはある(そもそも Emacs にしたところで TECO のマクロなのだから、キーバインドとして発達したというよりマクロのコマンドとして考えると、操作内容の連想されるキーバインドになるのは自然