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家基の死、幕府公式見解(徳川実記)
鷹狩りで「不豫の御けしき」になられたので帰ってお祈りさせたけど三日後に死んだと。
普通に読めば不予(病気)の御気色(様子)だけど、不予(よろこばしくない)の御気色(容体)と読めなくもない。
苦しいけど外傷が否定されているとは言い切れない。

旗本・森山孝盛の日記(「自家年譜」)に、家基の死について書いてあって、出血で懐紙が足りなくなったという記述がある……というネットの情報は見つけたのだけど、出典が崩し字のしか見つからなくて「みを」を使っても歯が立たなかった。「血」の字があるのは確認できたけど。

徳川実記が医者についてまったく書いておらず祈祷ばかりしていたというのは、もはや医者にできることはなかった(止血したら、あとは本人の体力次第)という状況と推測はできる。
病気や毒の症状であれば、なにがしか医療があったのではなかろうか。