農村、農村ってなんなんだ……となっている
@akahana 『中世ヨーロッパの農村の生活』から、『中世イングランド――1086 年から 1343 年の農村社会と経済変化』を孫引きすると、「村とは何か、という議論になった途端に話がややこしくなる」「集落とは、農業を拡大する過程で最初に形成される居留地にすぎない」
@akahana また、『廃村』をこれまた孫引きすると、「一群の住居に住み、共同体として意識を持っている家族の集まり」、『中世の村と家』から孫引きすると、「人口が集中していること、一定の地域の土地利用を管理する組織があること、教会や城といった共有の建物があること、長く使われる住居に定住していること、そして……職人がいること」
@akahana つまり、それまで表われた農業のための共同体はただの集落であったり、焼畑農業とかするような人々のただの拠点であったり、あるいは奴隷によるプランテーションなどはそもそも「共同体」ではなかったり、といったこと
