中近東の古代史を読んでるとエジプトの特異性みたいなものを挙げる人がいて
* ナイル川の氾濫という重要イベントが毎年巡ってくる(=世界は不変という信念)
* 特に労力なしに農業生産が期待できる(=生への楽観視)
により、死後も生前と同じく安穏と農業やって食ってくんですよ〜という近隣地域とあまりにも違う信仰が展開していたとかなんとか
メソポタミアから神話の伝播もあったはずだけどまったく受容されずに終わる
暗くて陰惨な冥界のイメージが、現世の延長で楽しくワイワイやる死後の世界と完全に解釈違い起こすのはそう